テザリングとは?
テザリングってあまり聞かない言葉であり、しかも難しそうなイメージですが・・・
でもテザリングのことが分かってしまえば、とても便利で、お得です。
テザリングとは、スマートフォンなどをアクセスポイント(親機)としタブレットやノートパソコンなどの機器(子機)をインターネット接続し使用できます。
言い換えると、データ通信契約なしのタブレットをスマホのデータ通信契約を使ってネットアクセスできることです。
テザリングのイメージ
テザリングのイメージとして、スマホとタブレットの2台を持っているとします。
・スマートフォン: 通話・データ通信契約あり
例えばドコモの通話・データ通信契約など
・タブレット: データ通信契約無し(WiFi仕様)
インターネット環境が無ければ、タブレット単独では、ネット接続できません。
例えば、自宅や会社にインターネット環境があれば、WiFi仕様のタブレットは使用可能ですが、それ以外ではネット接続できなくなってしまします。
でもテザリングにより、スマホのデータ通信を使用し、タブレットからネット接続ができます。
テザリングのメリット/デメリット
テザリングのメリット/デメリットは、次の通りです。
メリット
① データ通信契約無しでネット接続できる
月々の基本料などの使用料が発生しない。
② 機器の接続方法はwifi接続、Cellular(Simカード)接続は不要
タブレットなどの機器購入金額が安い
デメリット
① インターネット接続時、必ずスマホ(親機)が必用
② 接続時、テザリング開始操作が必要
テザリングのメリットについて
メリットに示した項目は、共に料金に係るものです。
データ通信契約無しでネット接続
スマホ(親機)が、通話・データ通信契約されている事が前提ですが。
もしも、外出先などでテザリングを使用せずにインターネットアクセスする場合、データ通信契約が必要になります。
<< ドコモ契約の例 >>
スマホ(親機)
ギガプランなど 約¥4000~/月
タブレット(子機)
データ通信プラン(データプラス) ¥1100(税込)/月
スマホを親機とし、テザリング接続によりタブレット(子機)を使用すると毎月の支払い:データ通信料金 \1100の出費が無くなります。
テザリング 接続方法はwifi接続
ドコモなどとデータ通信契約し、インターネット接続する場合、機器の接続方法はCellular(Simカード)で接続しますが、テザリングはWiFiで接続します。
この接続仕様の違いが、機器購入時の価格に大きく影響します。
例えばタブレット(iPad min)を例にすると次の通りです。
<< iPad minの購入価格 >> ※ストレージ 256GBの時
WiFi接続仕様
¥69,080 <--テザリング接続はこちらでOK
WiFi + Cellular(Simカード)接続仕様
¥85,580
両者の差額は、約\15,000 ちょっと大きな金額です。
テザリングの注意事項
契約プランにテザリングが含まれるか要確認
テザリング機能を利用できるか否かは、ドコモ、au、ソフトバンクのキャリア会社や格安スマホ会社との契約プランにより異なります。まずテザリング機能の可否を確認してください。
また契約プラン以外でも機種自体がサポートしているかも異なります。
取説や契約会社サイトにて要確認です。
自宅などでネット環境によるWiFi接続している場合、要注意
外出先でノートパソコンやタブレットなどをテザリング機能で使用した場合、使用後にその機能をオフにしましょう。
もしも、テザリング機能をオフにするのを忘れて、オンのままネット環境に戻り、ノートパソコンやタブレットを使ったら・・・
きっとスマホのパケット使用量が増えるでしょうね!