画像編集
デジカメやスマートフォンで簡単・気軽に写真を撮ることができ、さらにFacebookなどにも簡単にアップすることができます。
でも撮った写真に余分な物が写っていたり、必要な部分が小さく写っていたら、ちょっとがっかりです。
余分な物をカットしたい!目立つようにしたい!と思うこともあるのではないですか?
そんな時、役に立つのが画像編集アプリです。
画像編集アプリの切り抜きイメージ

画像編集アプリの切り抜き(トリミング)機能で余分な部分をカットし必要な部分だけにすることができます。
<画像編集 切り抜き>
(1)画像編集のお薦めアプリ
(2)画像の切り抜き(iOS編)
(3)画像の切り抜き(Android編)
(4)画像の切り抜き(Windows編)
画像編集のお薦めアプリ(無料版あるいは廉価版)
画像編集には、お薦めの無料版のスマホ・タブレット向けアプリと廉価版のパソコン向けアプリ(ソフト)があります。
スマホ、タブレット向けアプリ
<iOS系、Android系>
〇 Adobe PS Express(Adobe Photoshop Express) 無料
Adobe社が提供している画像編集、コラージュ作成の無料アプリです。
画像の縮小、切り抜き(トリミング)、補正など多数の機能がある無料アプリです。
RAWデータも使用可能です。
パソコン向けアプリ
<Windows系アプリ>
〇 ペイント 無料
Windowsアクセサリーの「ペイント」ツールです。
〇 Adobe Photoshop Elements 廉価版
Adobe社が提供しているプロ、ハイエンド向け画像編集ソフトAdobe Photoshopの一般ユーザー向け廉価版ソフトです。
画像の縮小、切り抜き(トリミング)、補正など多数の画像編集機能に加え画像管理機能もあるソフトです。
上述、お薦めアプリを使用した画像編集の切り抜き(トリミング)方法を説明します。
画像の切り抜き方法(トリミング) iOS編
無料版 iOSアプリ PS Express(Adobe PhotoShop Express)を使用した画像編集の切り抜き(トリミング)操作を説明します。
(1)PS Expressアプリの起動
Adobe PS Expressアプリを起動します。

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(2)画像の選択
編集対象の画像を選択します。
デバイス内の全写真やアルバムなどから選択します。
説明では、アルバム内の画像をサンプルとして切り抜き操作説明します。

上部の「写真を編集」を選択し、アルバムから編集対象画像を選択します。

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上部に編集対象画像が表示され、下部には「編集操作の選択」欄が表示されます。

「編集操作の選択」欄に補正、切り抜き、文字入れなどの編集操作アイコンが表示されています。
(3)切り抜き(トリミング)の選択
編集操作の選択欄から「切り抜き(トリミング)」を選択します。

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「切り抜き」を選択すると「縦横比」の切り抜きパターンが表示されます。
こ縦横比は、画像を切り抜く際にどの型で切り抜くかを指定します。
パターンは、四角形ですが、「回転」で斜めに切り抜くことも可能です。

(4)縦横比(切り抜き)のパターン選択
縦横比には、数多くの切り抜きパターンがあり、
各パターンの型により切り抜きされます。
まずこの切り抜きパターンを選択します。

代表的な切り抜きパターンとしては次のものがあります。
<切り抜きパターン:制約なし>
縦横比を自由な比率で切り抜きができるパターンです。
オリジナル画像の縦横比にとらわれず任意の比率で切り抜きできます。
比率の設定は、「切り抜き枠」をピンチあるいはドラッグにより簡単に変更できます。
ドラッグ:画面に指を触れたまま任意の位置に動かし、位置を変える。
ピンチ :画面を2本の指で指の間隔を広げたり狭くし、拡大・縮小する。
<切り抜きパターン:デバイス>
使用しているiPhoneやiPadのディスプレイ・アスペクト比で切り抜きされるはずです。
(仕様が明記されていないのでハッキリ言えませんけど)
<切り抜きパターン:四角形>
縦横比を1対1の真四角で切り抜くパターンです。
<切り抜きパターン:16×9>
縦横比を16対9で切り抜きするパターンです。
上記以外でも多数の切り抜きパターンがありますが、
切り抜き操作はどのパターンでも同じす。
(5)切り抜き枠の操作(切り抜きパターン:「制約なし」)
縦横比「制約なし」の場合、横枠をピンチ(あるいはドラッグ)すると
横枠の長さは変わらず、縦枠の長さが変わります。
(下のサンプルイメージ)
逆に縦枠をピンチ(あるいはドラッグ)すると横枠の長さのみが変わります。
すなわち横を変えても縦は変わらず、
縦を変えても横は変わらず、
縦横比は任意に設定できます。

(6)切り抜き枠の操作(切り抜きパターン:「制約なし」以外)
「デバイス」や「正方形」など「制約なし」以外のパターンでは、
横枠をピンチ(あるいはドラッグ)すると横枠と同じように縦枠の長さも変わります。
すなわち縦横比はかわりません。
例えば「正方形」で横枠(枠の角でも同じ)をドラッグすると
縦枠の長さも同じように短くなり、1対1の比率は変わりません。

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ドラッグ操作が終了すると画面いっぱいに切り抜き枠のイメージで画像表示されます。
すなわち画像の切り抜き部分が拡大されたようになります。
(7)画像の切り抜きイメージ操作
切り抜きイメージ操作は、ドラッグあるいはピンチにより、画像の位置、拡大・縮小を調整できます。
ドラッグ:画像に指を触れたまま任意の位置に動かし、画像の位置を変える。
ピンチ:画像を2本の指で指の間隔を広げたり狭くし、画像を拡大・縮小する。

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サンプルでは、ドラッグしトンボの頭部分を中央付近に移動、ピンチで拡大しています。

この「画像の切り抜きイメージ操作」と前述の「切り抜き枠操作」により型・位置決め・縮小拡大が決まり切り抜き(トリミング)ができます。
(8)保存
切り抜き操作が終わると、次は保存です。画面の右上にある↑(共有)を選択します。


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保存に関する画面が表示され、「カメラロール」を選択します。
カメラロール以外にFacebookやinstagramなどもあります。

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カメラロールに保存されます。

切り抜きされた画像がカメラロールに保存され、写真アプリで見ることができます。

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切り抜き(トリミング)後の画像

これでiOSアプリ:PS Expressを使用した画像の切り抜き終了です。
Android編(スマホ、タブレット向け) 画像の切り抜き方法
無料版 Androidアプリ Adobe PS Express(Adobe Photoshop Express)を使用し、
画像の切り抜き方法(トリミング)を説明します。
なお変更方法は、iOS版とほぼ同じですが、画面イメージや操作など多少異なります。
画像の切り抜き(トリミング) (Android版)
Adobe PS Expressアプリを起動します。

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切り抜き対象の画像を開きます。
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切り抜き操作、パターンの選択

「編集操作の選択」から「切り抜き(トリミング)」を選択します。
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「回転」などの編集機能の右端にある「フリーサイズ」が切り抜き操作です。
なお右端の「フリーサイズ」欄は、前回操作でその都度変わります。
この「フリーサイズ」をタップします。
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「切り抜きパターン」が表示されます。
パターンには、フリーサイズや多くの縦横固定比パターン、カスタムパターンがあります。

フリーサイズ
フリーサイズは、縦横比を自由に設定できるパターンです。

縦横比は、固定されず切り抜きの枠線か角(コーナー)をドラッグし、自由に枠を設定できます。
例えば横枠を上下にドラッグすると、横枠のサイズは変わらず縦枠のサイズのみが変わります。
縦枠を左右にドラッグすると、横枠のサイズのみが変わります。
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枠線、角をドラッグし、切り抜き枠を決めます。
画像をピッチで拡大・縮小、ドラッグで位置を設定します。
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保存・共有へ
縦横固定比パターン
縦横固定比パターンは、1:1、16:9など縦横比が固定パターンで、
そのパターンは、多数あります。

縦横比は、固定されており切り抜きの枠線か角(コーナー)をドラッグすると、
縦横比を維持した枠を設定できます。
例えば横枠を上下にドラッグすると、
横枠も縦枠も縦横比に合わせサイズが変わります。
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枠線、角をドラッグし、切り抜き枠を決めます。
画像をピッチで拡大・縮小、ドラッグで位置を設定します。
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保存・共有へ
カスタムパターン
カスタムパターンは、縦横比をpx(ピクセル)指定ができ、かつその設定値に画像サイズを変更できます。

「カスタム」を選択
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オリジナル画像の幅(横)、高さ(縦)が表示されます。
中央の「リンク」ボタンは、オリジナル画像の縦横比を使用するか否かの指定です。
〇固定/非固定ボタン:リンクした状態(固定)
画像の縦横比を使用し、横幅に入力すると、縦横比により縦幅が自動表示されます。
〇固定/非固定ボタン:リンクしない状態(非固定)
画像の縦横比を使用せず、横幅に入力しても、縦幅は変更されません。
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サンプルとして1000ピクセルの正方形にします。

縦横比ボタンをリンクしない状態にします。
横幅、縦幅に各々1000ピクセルを入力します。
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1000対1000、すなわち1対1の切り抜き枠が表示されます。

枠線、角、画像をピッチ、ドラッグし、位置・サイズなど調整します。
保存時に実際の切り抜きが実施され、
かつ設定した横縦のサイズ(ピクセル値)に画像サイズが変更されます。
「保存・共有」を選択します。
保存・共有

保存先を選択します。
サンプルでは、「ギャラリーに保存」を選択します。
「ギャラリーに保存されました」のメッセージが表示されます。
これで画像切り抜き操作は終了です。
切り抜き後のイメージ
切り抜きパターン「カスタム」のサンプルとして
1000ピクセルの正方形にした画像の切り抜き後のイメージです。


画像情報の解像度1000 × 1000pxとなっており、
1対1で切り抜きされていることがわかります。
これでAndroid編 切り抜き操作(説明)は終了です。
Windows編(パソコン向け) 画像切り抜き方法
無料版 Windowsアクセサリー「ペイント」ツールを使用し、画像切り抜き(トリミング)方法を説明します。
なお 廉価版
Adobe Photoshop Elements を使用した画像切り抜き方法は、外部サイト:
フォトショップエレメンツ・切り抜き(トリミング) を参照ください。
画像切り抜き(トリミング)方法 (Windows編)
ペイントツール起動、画像読み込み
「スタートメニュー」、「Windowsアクセサリ」から「ペイント」を起動します。
画像を開き、表示倍率を小さくしています。

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「図形の選択」から「四角形選択」を選びます。
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切り抜き範囲を選択します。

画像の任意の地点から別地点までドラッグすると囲まれた部分が選択範囲になります。
選択範囲は、点線で表示されます。
画面下部にオリジナル画像ち選択範囲の解像度が表示されており、参考になるでしょう。
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「トリミング」を選択します。

選択範囲部分が残り、以外の部分は削除されます。
「名前を付けて保存」などにより任意の場所に保存します。
これでWindows編の画像切り抜き操作終了です。
